僕らの集会場サンバンド in 2021.8.8

紅型は?~ 藍の季節、なま葉染め体験ですよ

2021.8月8日(日)11時から16時迄。

会場:埼玉県羽生市下新郷760

敷地内に駐車場ございます。

伝えたい事の表現方法は無限です。

今回は~「タデ藍の季節限定の、なま葉染め体験」

 藍は、各地にいろいろな種類の藍があり、100種類以上あるそうです。

今回は、タデ藍の夏限定のなま葉を使います。このタデ藍は、地元の「文化創造アトリエ・アミーゴ」さんの種を昨年頂き、半年をへて育てた、タデ藍です。

沖縄のオオシッタイで教わって来た①泥藍用。②葉を乾燥して保存し、季節でくても染まる乾燥藍葉用。③7月~9・10月頃までのみの、一部を藍のなま葉染用。として使用います。藍葉がなくなり次第、今年は終了となります。

この、今しか染められない色を是非体験してください。

藍のなま葉染めの特徴

写真にあるような、ストールの水色とエメラルドグリーンを重ねたような色に染まります。

しかも、界面活性剤や還元剤無しで、葉と水のみで染まります。

地染は、絹とレーヨンにしか染まりません。綿・麻などに染めてもこの色にはならず、色落ちしてしまいます。かすかに染まることもあります。

布になま葉をはさみ、木槌でしっかりと叩くと、綿・麻のにも染まります。還元状態の葉の内側の液が布に移り、葉脈や虫の穴や傷まで移り染められます。

この時の色は、葉の色と同じ緑色で、藍・エメラルドグリーン系色にはなりません。

ビニールの袋に、なま葉と布と水を入れ揉むんでも、染まります。が、Tシャツなど綿・麻は、緑っぽい色に染まります。素材により、染まる色がちがいます。今回は、袋染めはご用意がありません。ご了承くださいませ。

ゆっくりなま葉染め体験をしたい方は、当サイト内お問合せより連絡をお待ちしております。藍畑に行き採取して染めることが出来ますよ~、7月中頃までの花が咲かないうちに泥藍を仕込むので早めにお気軽に相談をお待ちしております。

なま葉液の染まる時間

その場でミキサーをかけ、布でこします。それから直ちに酸化が始まり、還元状態(染まる)が弱くなってしまいます。布全体を染めたい場合は、時間との勝負になります。

紅型工房ブーゲンビリアでは、染める為に化学溶剤の還元剤・界面活性剤を使わず、藍の力だけで染色をしています。

色の力が弱くると徐々に色が落ちて行きます。

体験内容

  • 布を1枚選んで頂き、布に挟みむので、なま葉1枚で2ヶ所染まります。

木槌で叩きしっかり色素を移します。そのまま、10分以上天日干しをし、色素を還元定着させます。その後葉を取り、水で洗い出来上がり。ご自宅でアイロンをかけると一層定着しますので、お勧めです。

  • 絹・レーヨン布に、地染めをする。葉を枝から取り染める直前に、ミキサーをかけ、藍液を作ります。藍液の中へ手と布を入れよく布をもみます。この時、じゃぶじゃぶ空気を入れると、藍の力が少なくなるので、必ず藍液の中で行ってください。

希望の人数分を3~5名程ミキサーでかけ染められます。(お人り毎のボールを使用)

簡単に染められる、藍のなま葉染を楽しんでいただけると幸いです。

 

体験料・体験時間

  • 木槌で叩く体験:¥1000-から(綿・麻)30分から。
  • 木槌で叩く体験:¥1500-から(絹・レーヨン)30分から。
  • 地染体験:¥2500-(絹・レーヨンのみ)60分から。(絞り・握り・折り・板など)
  • 両方:¥3000-から(絹・レーヨンのみ)90分から。

素材

絹・レーヨン・麻・綿。このうち1枚を選んで頂きます。

サイズ:100~145㎝巾×15㎝ 縫製する布を切った布をご用意しています。その分お求め易く致しました。

ターバンのように頭に巻いても、巾着袋、マスク袋など、お好きな品に夏休みの制作に~。どうぞ楽しんで頂ければ嬉しいです。

泥藍を発酵建てを始めました

定着させる為、化学建てをするとほとんどの布資材に染まり易くなります。

しかし、沢山の界面活性剤は海の生き物が呼吸しずらくなると知り、少しでも使わないようにしたい。還元剤は、皮膚に傷があるとよく分かるのですが、痛い沁みる嫌な感じがしたことから、使いたくないと思いました。

以上の理由ので、泥藍の発酵だてをはじめました。

藍染め体験で手が藍色に染まることを防ぎたいかたは、手袋をご用意しております。

藍床を捨てるときや染めた物を洗い流す時、そのまま流しに流しても安心です。

以上の理由から使用していません。