紅型〈びんがた〉染めとは

紅型とは、沖縄の伝統的な染色技法です。「びんがた」のビンは紅を基本に「色彩」の意、ガタは「模様」のことともいわれます。
型附(カタチキ)と呼ばれる型染めで、精密な模様の型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方です。さらに地染めが施されるものもあります。

ほかに、型紙を使わずに生地に直接、糊で模様を描く「糊引(ヌイビチ)」という技法もありますが、紅型工房ブーゲンビリアでは型染をおもに行なっています。