琉球藍の泥藍

念願の琉球藍の泥藍

初日、本当に泥の藍。しっかりと濃く美しい泥藍です。これで藍建てしたかった。

藍だるは、200ℓを用意。水桶に藍樽を入れ、30°超えないように冷やしながら、冬は水桶に水槽ヒーターを入れ25°を下回らないように管理していきます。

お友達と一緒に、カルキ抜きした水をリレー形式に藍樽に入れ、空気に触れないよう泥藍を水の中で袋を開けました。

作業中は写真撮れずでした。

泥藍20㎏
樽に移し攪拌

 

沈殿後の藍液

染めるには泥藍を沈殿し、その液の中で染めます。

夕方沈殿したその一回目の液、pHと温度が適値なので、このくらいの灰汁なので作り手さんも2度はアク抜きしているのでこのまま建てています、適正値確認して判断してください。と伺いましたので、今までの経験もふまえこのまま藍建てにはいりました。

泥藍作り手の腕ですね、さすがです。

夕方の状態

攪拌まえの表面の状態。

琉球藍の栽培

元気がありません

水やりたっぷりとやり、遮光も午前中日光が半分ほど当たり、7月まではすくすくだったのに、3鉢が少しずつ元気が無いので、鉢の場所を変えたりしたのですが変わらず。

沖縄は35°を越えなかったのに連続続いたことが原因か?。15年程前は、32°超えなかった。

赤土を足し保湿をアップしてもだめ、遮光を一枚増やしてみました。今度は、日光不足にならないか気がかりです。

 

一番元気がありません

茶色の斑点みたいな、虫?きっと溶けてしまうでしょう。

脇目は出ていますが

 

葉の大きさが半分に

がじゅまる

鉄・ミョウバン・藍媒染

鉄・ミョウバン媒染に藍を混ぜてみる。紫?っぽい?グラム調節中。

この染めは、どぅじんの制作染め。基本は、藍に染めるが部分的に、ガジュマル・フクギ・うーじを入れてみたい。

鉄・ミョウバンに藍混ぜる
ミョウバン媒染ピンクオレンジ

がじゅまる

がじゅまるの染め液

中々抽出できない。焦らずシンプルに続けて2日、大分濃くなってきました。嬉しい。

水に一晩灰汁だし(細かくしてから)

右から、①水灰汁だし。②煮だし直後。③再度2日煮だしと2晩放置。④試しに常温鉄媒染→黒い棒は廃材の鉄→紫になって欲しい。→薄く紫に麻100%染まった。ミョウバンは黄茶なのでパス。⑤あまり使いたくない重曹、常温媒染→薄ピンクに麻100%染まった。

もう少し、濃い紫&ピンクにならないかな

今一度、煮だし!

もしかして、明日から梅雨?なので大掃除をする気になって、貴重ないいお天気。座敷ぼうきでシャカシャカの音が心地いいです。

フクギ染め

フクギ染め

どぅじん手縫い制作の準備。今度は、フクギ染め。

葉を一夜浸け

灰汁抜きを兼ねて。

灰汁抜き煮出しの色比較

左→一夜寝かせ。真ん中→煮だした時。右→葉を一夜浸け。

上の瓶それぞれにミョウバン媒染の色比較

うーじ染め+フクギ染め

うーじ染めは、実験時染めて見た部分染めです。黄色に微かな緑。その隣にグラデーションになるようフクギで染めました。写真では色の違いが分からないですね。