泥藍と発酵建て

泥藍3日目

温度では、2~3日で次の撹拌作業に入れる予定。

しかし、もう少し色が出て欲しい、発酵も。

オオシッタイでの、泥藍体験

琉球藍は、藍の中でも一番インディゴの含有量があり、30%と聞く。その半分程のタデ藍なので、この位出ていれば上等かな~と思いつつ、もう少し様子を見ることにした。

下記写真の下2枚の琉球泥藍は、オオシッタイでの様子です。違いをのせました。

泥藍と発酵建て

泥藍2可日目

6時の時間で、昨日仕込んだ温度すでに32℃良い感じです。昨日より色が濃くなっている、葉が減っているので太い枝を仕込み増やしました。重石も増。

小川町「紙すきの村」の体験

楮の芽欠きと紙すき体験

7月11日、午後からやりたかった体験に行ってきました。

楮の芽欠き作業、

楮にも色々な種類・産地があること、ひと株の枝芽に2種類の葉が存在すること、単に原種固定種という感じでは無い、藍よりもっと複雑多岐なのだとビックリしました。

樫木の作業をしやすくする為に、楮の芽欠き作業をする。毎年の作業と労力と時間。究極には、ハウス栽培の動きもあるとか伺いました。

七夕祭りの飾りに

今年は、それぞれで工夫をし七夕飾りをつくり、和紙の里「七夕祭り」を行うそうで、折り染めを体験しました。

基本の折りを教わり、各自自由に染めたA4サイズの和紙をパウチして、雨でも大丈夫にし、筒状にして「紙すきの村」さんでは、飾るそうです。

小川町七夕まつりは

2021.8月5日から9日迄開催されるよていです。

泥藍と発酵建て

7月になりそろそろ泥藍仕込み

雨よけと多少の日よけ、樽にカルキを抜く為と水温を上げる為に1週間程前に準備をはじめました。

何度かに分けて泥藍を仕込む作業がしばらく続きます。

藍を収穫しはじめ、気がつきました。種の芽の束をひとうねに一列が良かった。日の当たりにバラツキが…。改善点。

早朝涼しいうちに、太い枝を刈り取り大雨強風で土汚れが多いのでカルキを抜いた貯め水で軽く洗い、約15キロ仕込みました。

茎はもっとしっかりし、色ももっと濃くなれば色素も多くなるはず。きょうの状態の葉で何処まで出るか、練習も兼ね初仕込み。比較もしてみたい。

仕込んだ水温は、25~28℃で、これが維持できる気温なら2日程で、次のカクハン作業に移れそうです。

僕らの集会場サンバンド in 2021.8.8

紅型は?~ 藍の季節、なま葉染め体験ですよ

2021.8月8日(日)11時から16時迄。

会場:埼玉県羽生市下新郷760

敷地内に駐車場ございます。

伝えたい事の表現方法は無限です。

今回は~「タデ藍の季節限定の、なま葉染め体験」

 藍は、各地にいろいろな種類の藍があり、100種類以上あるそうです。

今回は、タデ藍の夏限定のなま葉を使います。このタデ藍は、地元の「文化創造アトリエ・アミーゴ」さんの種を昨年頂き、半年をへて育てた、タデ藍です。

沖縄のオオシッタイで教わって来た①泥藍用。②葉を乾燥して保存し、季節でくても染まる乾燥藍葉用。③7月~9・10月頃までのみの、一部を藍のなま葉染用。として使用います。藍葉がなくなり次第、今年は終了となります。

この、今しか染められない色を是非体験してください。

藍のなま葉染めの特徴

写真にあるような、ストールの水色とエメラルドグリーンを重ねたような色に染まります。

しかも、界面活性剤や還元剤無しで、葉と水のみで染まります。

地染は、絹とレーヨンにしか染まりません。綿・麻などに染めてもこの色にはならず、色落ちしてしまいます。かすかに染まることもあります。

布になま葉をはさみ、木槌でしっかりと叩くと、綿・麻のにも染まります。還元状態の葉の内側の液が布に移り、葉脈や虫の穴や傷まで移り染められます。

この時の色は、葉の色と同じ緑色で、藍・エメラルドグリーン系色にはなりません。

ビニールの袋に、なま葉と布と水を入れ揉むんでも、染まります。が、Tシャツなど綿・麻は、緑っぽい色に染まります。素材により、染まる色がちがいます。今回は、袋染めはご用意がありません。ご了承くださいませ。

ゆっくりなま葉染め体験をしたい方は、当サイト内お問合せより連絡をお待ちしております。藍畑に行き採取して染めることが出来ますよ~、7月中頃までの花が咲かないうちに泥藍を仕込むので早めにお気軽に相談をお待ちしております。

なま葉液の染まる時間

その場でミキサーをかけ、布でこします。それから直ちに酸化が始まり、還元状態(染まる)が弱くなってしまいます。布全体を染めたい場合は、時間との勝負になります。

紅型工房ブーゲンビリアでは、染める為に化学溶剤の還元剤・界面活性剤を使わず、藍の力だけで染色をしています。

色の力が弱くると徐々に色が落ちて行きます。

体験内容

  • 布を1枚選んで頂き、布に挟みむので、なま葉1枚で2ヶ所染まります。

木槌で叩きしっかり色素を移します。そのまま、10分以上天日干しをし、色素を還元定着させます。その後葉を取り、水で洗い出来上がり。ご自宅でアイロンをかけると一層定着しますので、お勧めです。

  • 絹・レーヨン布に、地染めをする。葉を枝から取り染める直前に、ミキサーをかけ、藍液を作ります。藍液の中へ手と布を入れよく布をもみます。この時、じゃぶじゃぶ空気を入れると、藍の力が少なくなるので、必ず藍液の中で行ってください。

希望の人数分を3~5名程ミキサーでかけ染められます。(お人り毎のボールを使用)

簡単に染められる、藍のなま葉染を楽しんでいただけると幸いです。

 

体験料・体験時間

  • 木槌で叩く体験:¥1000-から(綿・麻)30分から。
  • 木槌で叩く体験:¥1500-から(絹・レーヨン)30分から。
  • 地染体験:¥2500-(絹・レーヨンのみ)60分から。(絞り・握り・折り・板など)
  • 両方:¥3000-から(絹・レーヨンのみ)90分から。

素材

絹・レーヨン・麻・綿。このうち1枚を選んで頂きます。

サイズ:100~145㎝巾×15㎝ 縫製する布を切った布をご用意しています。その分お求め易く致しました。

ターバンのように頭に巻いても、巾着袋、マスク袋など、お好きな品に夏休みの制作に~。どうぞ楽しんで頂ければ嬉しいです。

泥藍を発酵建てを始めました

定着させる為、化学建てをするとほとんどの布資材に染まり易くなります。

しかし、沢山の界面活性剤は海の生き物が呼吸しずらくなると知り、少しでも使わないようにしたい。還元剤は、皮膚に傷があるとよく分かるのですが、痛い沁みる嫌な感じがしたことから、使いたくないと思いました。

以上の理由ので、泥藍の発酵だてをはじめました。

藍染め体験で手が藍色に染まることを防ぎたいかたは、手袋をご用意しております。

藍床を捨てるときや染めた物を洗い流す時、そのまま流しに流しても安心です。

以上の理由から使用していません。