木灰とふすまのアク色見本
麦麦づくしで分けて頂いた木灰とふすまで、絹・レーヨン・綿ガーゼ・麻素材で灰汁色が付くか実験をしました。
木灰を沈殿・こしをする作業は、焼き物のうわぐすりを作っているようだなと思いながら、沈殿されている所と上澄み液とアク色が付く違いがあるかも確かめました。
木灰実験
phは、11.58 藍床に丁度良い、適正値の高い限度のph。感激。今年の泥藍仕込みには、消石灰ではなく木灰でやる方法で決まりました。
ふすま実験
ふすまの沈殿部と上澄み液と布を浸け比べましたが、アク色は同じ付きませんでした。
しかし、水あめorぶどう糖orふす&泡盛で、藍床の発酵建てや管理に使うのですが、ふすまだけで栄養にしようとすると藍床がふすま色になります。
しかし、染めてもちゃんと藍色に染まります。アク色では無いことが分かりました。
なので、基本は水あめorぶどう糖&泡盛で、ふすまが手元にある時などに使うのが良さそうと思いました。