どぅじんと首里袴

どぅじんと首里袴

琉球藍が染められるようになり、5月フクギ・ガジュマルで染め置きしていた麻100%の布を絞り・綿で準備し、藍染めをしました。

袴・袖の絞り
染め終わり
糸を外す

 

つなぐつながる vol.33

ネパリ・バザーロさんのつなぐつながる vol33

つなぐつながるvol33・チョコづくり未来づくりのパンフレット
カナサさんに立ち寄っていただきました。

ハーフサイズの新作の生産が始まり、新作ページと商品を携えカナサさんにネパリさんが立ち寄ってくださいました。LISAチョコレートいただいてしまいました。沖縄支援活動と共に。

LISAチョコレート、新作ハーフサイス。①スイート(黒糖の結晶が心地よくおいしい) ②シナモンジンジャー(じっくりいただき、最後ジンジャーの実が分かりますおいしい) ③シーソルト(ソルトとの相性はやみ付きに)私の感想。

 

つなぐつながる VOL33 新作のページです。

みなが平等に働き楽しくやさしく暮らせ、必要な分の生産消費をし、限りある生きとし生けるすべて宇宙でありますように。

有限会社 ネパリ・バザーロ HP:http://verda.bz

FB  https://facebook.com/nbazaro

instagram  https://www.instagram.com/nepali_bazaro/

ネットショップでは全商品がご覧にいただけます。

 

ネパリ・バザーロさん

であい

「カナサ」さんで、販売されている、フェアトレード団体「ネパリ・バザーロ」さん、と昨年沖縄ツアーのひとつ「愛楽園」訪問に加わらせていただきました。これが、直接の出会いでした。

今年6月「おきなわカカオプロジェクト」のお話を伺い、新作のハーフサイズのパッケージデザインに、カナサさんに展示させていただいている「やんばる」~紅型を使わせて欲しいとの相談をうけたことから始まりました。

こんな仕事がしたかった

ひとりでは思いつかないアイデア・経験・専門性などやりたくても叶わなかった分業。しかも、平等にお互いそれぞれの力を合わせ、共有できる願いでひとつのことが生まれる目指している民藝の紅型が叶いました。

カカオ型紙カット
へびの抜け皮みたい

型が彫れ、紗・カシューで型紙を完成させます。

時間が無い中、このデザインの前に完成目前に紗張りで手痛い大失敗。

しかし、そのことでもっと良いデザインが生まれ、作業はひとりで工夫して何とかしてきた。が今回は物理的に扱える大きさでは無いと理解し、頼れるお友達に感謝!手伝って頂きました。

ネパリさんの願い・染め手の願い

布素材によっても発色が変わる。染めた布を紙媒体にしたら布織の糸線がどうなるのだろう?。ネパリさんに納得のいく染めを収めたい。

苧麻・絹・綿で染め見本を染め見て頂かないと分からないので試作を染める。

①シナモンジンジャ。②シーソルト。③スイートに合わせたネパリさんのイメージ。染め見本を沢山染めました。

「やんばる」はもう出来上がっている思いのあるデザインと色合いなので、難しい。3種類の色彩見本を染めるが私はネパリさん希望に沿った色彩が出なく納得がいかない。結局、お互いの落としどころで元のままでと。

カカオは、目的からデザインしているので、色調も自由に染めれれる。

納品に間に合わない

なにしろお互い納得のいくデザインにしたい。物理的に間に合わない。相談をする。8月頭頃まで伸ばしていただけた。助かった。

しかし、こんなに納得のいく染め仕事に楽しくてずっと2か月程、集中力も作業もハイが続き動けなくなり、でも楽しいままオーバーヒート?。

整体へ2度ほど。体の中身動いていなかったみたい、交感神経を維持するには副交感神経とのバランスが重要、副交感神経の出番がなかったようです。

間に合ってよかった

7月末滑り込み完成した。

乱筆乱文お許しください。

 

やんばる

北部名護とかかわってきたことを、紅型にしたかった。貯めてきたいろいろを染めた。

長年支えて頂いてきたカナサさんに置かせていただいています。

額は高価なので自作、裏打ちは苧麻・ガジュマルのひげ・お友達の畑のバナナの繊維・月桃・辺野古のサンゴ・固定種種のサンプル・スペリオ小麦・フクギ・じゅごんマスコットとどんどん増えていってしまいました。

 

琉球藍の泥藍

念願の琉球藍の泥藍

初日、本当に泥の藍。しっかりと濃く美しい泥藍です。これで藍建てしたかった。

藍だるは、200ℓを用意。水桶に藍樽を入れ、30°超えないように冷やしながら、冬は水桶に水槽ヒーターを入れ25°を下回らないように管理していきます。

お友達と一緒に、カルキ抜きした水をリレー形式に藍樽に入れ、空気に触れないよう泥藍を水の中で袋を開けました。

作業中は写真撮れずでした。

泥藍20㎏
樽に移し攪拌

 

沈殿後の藍液

染めるには泥藍を沈殿し、その液の中で染めます。

夕方沈殿したその一回目の液、pHと温度が適値なので、このくらいの灰汁なので作り手さんも2度はアク抜きしているのでこのまま建てています、適正値確認して判断してください。と伺いましたので、今までの経験もふまえこのまま藍建てにはいりました。

泥藍作り手の腕ですね、さすがです。

夕方の状態

攪拌まえの表面の状態。